埋もれ毛とは、本来は毛穴から皮膚表面に生える毛が、皮膚内で生えてしまい、黒いブツブツ状になってしまうものです。カミソリや毛抜きを使った自己処理は肌や毛自体に負担がかかるために毛穴や皮膚に傷がついてしまい、皮膚にできた傷が治る過程で毛穴が閉じてしまうことで毛が皮膚表面に出ることができなくなって起こります。埋もれ毛は黒くブツブツとしており皮膚表面が盛り上がってしまうため、滑らかな肌ではなくなってしまいコンプレックスとする人も少なくありません。しかし、気になるからと言って皮膚を傷つけて毛を取り出そうとすると、傷痕が残ったり、傷から細菌が入って炎症を起こしてしまうリスクがあります。
埋もれ毛は軽度であればターンオーバーとともに体外に排出されますが、酷くなると自力で解消することは難しくなります。解消するには、エステサロンや医療機関での脱毛施術を受けることが最適です。エステサロンや医療機関での脱毛は、メラニン色素に反応する光を使用するため、皮膚内に留まった毛にも反応します。施術によって毛根にダメージを与えることで、毛根や毛母細胞など毛を再生させる組織を死滅させることができるので、ターンオーバーとともに皮膚内に埋もれていた毛は徐々に表面に押し出されていき、最終的には抜け落ちていきます。
脱毛施術を受けることで、できてしまった埋もれ毛を解消するだけではなく、埋もれ毛自体ができることを防ぐことができます。