光脱毛やレーザー脱毛は肌に優しい脱毛法と言われていますが、実際は毛根を熱処理する方法なので施術後の肌はある意味軽いやけど状態です。そこで肌トラブルを防ぐために施術前には冷たいジェルなどで肌を冷やし、施術後には冷却材などでのクールダウン、そしてその後は保湿のためのローションなどを塗布するのです。実はそれだけではダメなのです。帰宅後も普段よりも入念な保湿が必要なのです。
エステやクリニックですすめられたローションを購入するのがベストですが、市販の保湿剤でも問題ありません。重要なのは自分の肌に合うものを使うことです。保湿が重要といいますが、これは肌のバリア機能に大きく関わるからです。肌は層構造になっていて、その一番外側の角質がバリア機能を果たしていますが、この部分が乾燥するとその機能を果たせなくなります。
すると肌は外部刺激に直接さらされることになり、内部の水分も蒸発してしまうのです。乾燥肌が進むと敏感肌になるのはこういった理由があったのです。乾燥肌では照射できないというのは、このように肌のバリア機能が低下した状態なので照射によって肌トラブルが起こるリスクが高いからなのです。エステの光脱毛はレーザー脱毛に比べれば出力量が低いですが、あまりに乾燥がひどい場合などはこういった理由から断られることもあるのです。
乾燥肌の方はもちろん、そうでない方でも施術後、そして普段からの保湿が重要なのはこういった理由があったのです。